
NEXT KITCHEN 2025 - グローバル・フードテック・アクセラレータープログラム
NEXT KITCHEN 2025は、革新的なフードテック・スタートアップ、業界の専門家、投資家が集まり、協業の機会を創出しながら、グローバルな食産業の未来を形作ることを目的としたプログラム。JETRO(日本貿易振興機構)神戸、兵庫県、神戸市の支援のもとで実施され、Innovation Dojo Japanが運営を担当。日本の食品業界リーダーと海外スタートアップが連携し、イノベーションと持続可能性を推進する場を提供した。
目的
革新的なフードテック・スタートアップと日本(主に兵庫・神戸)の食品業界リーダーの連携を促進し、長期的な投資や協業の基盤を築く。
このプログラムを通じて、以下の取り組みを推進した。
- 食分野の重要課題を解決する最先端技術の紹介
- スタートアップと日本の食品業界リーダーのつながりを構築し、協業の促進
プログラム概要
- 期間: 2025年2月4日~7日
- 開催地: 兵庫県・神戸市の各会場
- 参加者:54社の応募から選ばれた9社の海外フードテック・スタートアップ、
- 日本の食品業界を代表する25社のパートナー企業
活動内容
1. ビジネスマッチングおよび個別商談
海外スタートアップと日本の食品業界リーダーが個別商談を実施し、具体的な協業機会について議論。合計50件の商談を実施し、プログラム終了後数週間以内にNDA(秘密保持契約)の締結を含む具体的な成果が生まれた。

2. 施設見学および業界視察
参加スタートアップは、日本の食品業界のエコシステムやオペレーションの実態を理解するため、PASCO、白鶴酒造、MCCへの訪問を実施。

3. グローバルカンファレンスおよびピッチセッション
2025年2月6日にはNEXT KITCHEN 2025 GLOBAL CONFERENCEを開催。
スタートアップ、投資家、業界専門家が集まり、最新の食産業トレンドや将来のビジネスチャンスについて議論。
Agfunderや農林水産省をはじめとする専門家によるパネルディスカッションや基調講演を実施。130名以上が参加し、スタートアップは投資家や協業パートナーとの貴重なネットワーキング機会を得た。

NEXT KITCHEN 2025 参加スタートアップ
Agrifreeze(シンガポール): 食品の質を保ちつつフードロスを削減するデジタル冷凍技術
Alterpacks(シンガポール): 食品廃棄物を再利用した堆肥化可能なサステナブル包装
ClearCOGS(アメリカ): レストラン向けAI需要予測システムによる食品ロス削減と収益向上
Kitchen Robotics(イスラエル): AI搭載ロボットシェフ「Beastro™」による自動調理
N&E Innovations(シンガポール): 化学物質を使わずに食品の保存期間を延ばす包装技術
Prefer(シンガポール): 環境負荷を抑えつつ豊かな味わいを実現する「豆を使わないコーヒー」
Squee Foods(フィンランド): 高タンパク・持続可能な食品の開発
Umami Bioworks(シンガポール): 高品質かつスケーラブルな培養シーフードの開発
Wada FoodTech(香港): AIoT技術を活用した、17秒で温かい食事を提供するシステム
NEXT KITCHEN 2025は、神戸がグローバルなフードイノベーションの拠点となることを改めて示す機会となり、スタートアップと業界リーダー、投資家を結びつけることで、今後の食品テクノロジーの進化と持続可能な社会の実現に向けた強固な基盤を築いた。